クレジットカードの審査はどのように行われるのか

クレジットカードの審査

クレジットカードの審査は、基本的にはどのカード会社も非公開としています。


審査に通らなかった際に、カード会社に連絡しても、理由を教えてくれることはありません。


それでも、クレジットカードの審査の流れはある程度明らかになっています。クレジットカードの審査はどのように行われるのでしょうか?まとめてみました。

クレジットカード入会審査の流れ

クレジットカード申し込みから発行への大きな流れ

クレジットカード申し込みから発行への大きな流れは次の通りです。

@申込者が自分の個人情報を入力
Aその情報をもとにカード会社にてスコアリング※利用枠の設定に大きく影響
B個人信用情報機関への情報照会※カード発行の可否判断に大きく影響
C申込者の在籍確認
Dクレジットカード発行


このなかで、いわゆる「審査」と呼ばれるものは、次の2つです。
[内部審査] Aのカード会社内部でのスコアリング、レベル・ランク分け→利用枠を決める
[外部審査] Bの個人信用情報機関への情報照会→クレジットカードの発行可否を決める
となります。

審査の内部・外部の役割分担は、大きくは、まずカード会社内部のスコアリングで利用枠を決定し、次に外部の信用情報機関の情報を紹介して、そもそもクレジットカードが発行できるかどうかを決めている、と考えて良いです。

カード会社でのスコアリング

スコアリング項目は、年齢、配偶者の有無、扶養家族の有無、居住形態、居住年数、職種、職位、勤務先の企業規模、勤続年数など、さまざまな項目が点数化(スコアリング)されて、集計されます。


どういった項目があり、どの程度重要視されているのかは、各カード会社によって異なりますが、評価傾向が明らかになっているものもあります。代表的なものをいくつか示します。

職業の安定性

代表的な審査項目としては、勤務先情報があげられます。勤務先の事業規模、社会的信用が重視されますので、具体的には、年収3000万円の芸能人よりも、年収300万円でも安定した企業に勤めている人の方が信用評価は高くなります。

居住形態と年数

こちらは継続性が重視される項目です。具体的には、豪邸に半年しか住んでいない人よりも、古いアパートでも10年居住している人の方が、信用評価は高くなります。


個人信用情報機関への情報照会

割賦販売法に基づき、2010年より、クレジットカード会社には指定信用情報機関を通じて支払い能力調査を行うことが義務付けられました。これによって、消費者の支払い能力を超えるクレジット契約を結ぶことを防ぐ目的で定められたものです。


現時点で、外部の指定信用情報センターは、銀行系1団体、ノンバンク系2団体の合計3団体があり、相互に情報交流を行っています。

・株式会社シー・アイ・シー(略称CIC:公式サイトはこちら
・株式会社日本信用情報機構(略称JICC:公式サイトはこちら
・一般社団法人全国銀行協会「全国銀行個人信用情報センター」(公式サイトはこちら


各クレジットカード会社は、どの信用情報センターを使って情報照会しているか、開示しています。例えば、JCBは株式会社シー・アイ・シー(CIC)を使用しているのですが、JCBのホームページ上で情報公開しています。


外部の指定信用情報センターの情報で重要なのが「異動情報」です。


指定信用情報センターの「異動情報」とは

「異動情報」とは、個人の信用情報が、正常な状態から、問題がある状態に「異動」したということで、個人信用情報にも「異動」と記載されます。


特に返済状況について「異動」と記録されていると、基本的にクレジットカードの新規発行はできません。これが、いわゆるブラックリストに入っている状態となります。


株式会社シー・アイ・シー(CIC)の場合で言うと、「異動」と表示されてしまう場合には、次の3つの状況があります。

・返済日から61日以上または3ヶ月以上の支払い延滞がある。
・本人に代わって保証会社が返済(保証履行)した記録がある。
・自己破産した記録がある。


特に返済状況については、延滞を解消してから5年間は記録が残り続けます。返済状況について、異動情報の記録がある場合、クレジットカードの審査は非常に厳しいものとなります。

返済日から61日以上または3ヶ月以上の支払い延滞がある場合、信用情報センターの個人信用情報に、返済状況について異動情報の記録が残ります。この記録がある状態でクレジットカードの審査に通るのは、非常に難しくなります。


クレジットカードの申し込み状況も記録されます

指定信用情報センターの個人信用情報には、クレジットカードの申し込み状況も記録されます。


申込情報は6か月間、記録が残ります。「JCB、三井住友、楽天、、」というように、照会した会社名が分かる仕組みとなっています。


このため、2つのことに注意した方が良いです。

短期間での多重申し込みは控えた方が良い

短期間に複数のクレジットカード会社に申し込みを行うということは、お金のやりくりに困っている人と見なされてしまう可能性があります。


そのためクレジットカードの審査に通らなくなってしまうのですが、何枚目からはNGということは、各個人のそのほかの信用状況にもよりますので、一概には言えません。


管理人の経験では、セゾンカードを短期間に各提携店舗ごとに作り続けて、3枚目の審査に通らなかったという経験があります。

クレジットカードの申し込み状況は、6か月間記録として残ります。短期間に数多くのクレジットカード会社に申し込みを行うことは避けた方が無難です。


一度審査に落ちたら、次のカード申し込みまでには6カ月空けた方が良い

指定信用情報センターの個人信用情報には、クレジットカードの申し込み状況が6か月間記録される一方で、審査に通過すると「成約情報」も記録されます。


つまり、申込情報だけが記録されていて、成約情報が無い場合は「審査に落ちた」ということが把握できる仕組みになっているのです。


他社で審査に落ちた履歴がある場合、いわゆるブラックリストに載っているという状態ではないものの、当然ですが好意的に受け止められることはあり得ません。クレジットカードの審査に通るのが難しくなるケースがあります。


この場合、6か月経過すれば「申込情報」が消去されますので、結果的に、クレジットカードの審査に落ちたという記録も、指定信用情報センターの個人信用情報上からは消去されることになります。


このため、一度クレジットカードの審査に落ちてしまったら、6か月以上の時間を空けて、再度申し込みを行うと良い、と言われているのです。


管理人の場合も、セゾンカードの審査に落ちた後、8ヵ月程度の時間を空けてdカードに申し込みましたが、無事審査を通り、クレジットカードを手にすることができました。

クレジットカードの成約状況も記録されるため、他社の審査に落ちたことも6か月間記録上から把握されてしまいます。一度クレジットカードの審査に落ちてしまったら、次の申し込みまでには6カ月以上期間を空けた方が無難です。



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