クレジットカードの基本的な仕組み

クレジットカードの基本的な仕組み

クレジットカードのクレジット(Credit)という言葉は「信用」という意味です。


クレジットカード会社は、消費者を信用してクレジットカードを発行し、消費者がクレジットカードを使ってショッピングなどをした際に、その料金を消費者に代わって支払います。


その後、一定の締め日を持って、消費者の銀行口座から購入分の代金を引き落とします。


この、「信用に基づいた後払いの仕組み」がクレジットカードの基本的な仕組みです。

カード会員と加盟店とは

クレジットカードの基本的な仕組みの中で、クレジットカード会社以外に2者が登場しますが、それぞれの呼び方について解説します。

消費者(カード会員)

クレジットカードを利用する消費者は、「クレジットカード会員」あるいは単に「カード会員」と呼ばれます。


一般的には、クレジットカードを持っている人を「会員」と呼ぶと考えていて問題ありません。クレジットカード名+会員で呼ばれることが多く、例えば、JCBカード会員、楽天カード会員、などのように呼ばれます。


クレジットカードにはかならず会員規約が設けられていて、この会員規約に合意した人のみにクレジットカードが発行されます。会員規約を良く読むと分かりますが、クレジットカードは、厳密にはクレジットカード会社から借りている(貸与された)ものです。


このため、クレジットカードを、家族を含む自分以外の者に貸す行為は規約違反となりますし、万一クレジットカードを紛失した際にはカード会社に届け出の義務があるのです。

クレジットカードを持っている人を「クレジットカード会員」と呼びます。また、クレジットカードは厳密にはカード会社から貸与されたものです。


クレジットカードを使えるお店(加盟店)

クレジットカードは全ての販売店で使えるわけではありません。販売店、つまり商品やサービスを提供する事業者が、クレジットカード会社と加盟店契約を結んでいる必要があります。


このため、クレジットカードが利用できる商品やサービスを提供する事業者のことを「加盟店」と呼びます。


クレジットカード会社は、多くの店舗で自社のクレジットカードが使えなければ利便性が高まりませんから、積極的に加盟店開拓を行っています。


一方、加盟店の側では、クレジットカードを使えるということは、利用客の決済手段の幅が広がることにもなり集客面でのプラスにもなります。さらには商品の代金はクレジットカード会社が利用客に代わって一括で支払ってくれるというメリットもあります。


こうしたメリットの対価として、加盟店は、販売額の数パーセントを加盟店手数料としてクレジットカード会社に支払います。基本的には、この加盟店手数料が、クレジットカード会社の運営費用を支えていて、クレジットカードを巡るビジネスの利益の源泉です。

クレジットカードが利用できる商品やサービスを提供する事業者を「加盟店」と呼びます。加盟店は、販売額の数パーセントを加盟店手数料としてクレジットカード会社に支払います。

審査が必要なワケ

審査

クレジットカードの仕組みは、信用に基づいた後払いの仕組みです。


クレジットカード会員は、実際にはお金を支払わずに商品やサービスの購入ができます。


加盟店は、お客に代わってクレジットカード会社が代金を立て替えてくれるので安心です。



ただ、この仕組みは、クレジットカード会員が、きちんと月々の利用料金を支払わないと回っていきません。クレジットカード会員の支払いが滞ると、クレジットカード会社にとっては、貸し倒れ状態となってしまいます。


この事態を防ぐために、クレジットカード発行の際には審査が行われます。クレジットカードの審査については、こちらにまとめましたので、参考にしてみてください。


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