クレジットカードの為替レート

クレジットカードの為替レート

海外旅行に行くならクレジットカードは必須ということはすでにご説明しました。

 

海外でクレジットカードを利用すると、または日本国内で外貨建てでクレジットカードを利用すると、一定の為替レートで円建てに変換されて請求されます。

 

為替レートとは、外国為替の取引における外貨との交換比率(交換レート)です。

 

通貨は、各国の政府または中央銀行が発行し、その国の法律などにより信用を与えられ通用しているものが一般に用いられていますが、その通貨は一般にその国・地域の外では通用しないため、貿易や資本移動など国境を越える取引においては、その国・地域で通用する通貨へ交換する必要が生じます。

 

この際に、自国・地域と相手国・地域との通貨の交換比率を決定するための概念が為替レートです。現在、多くの先進国では変動相場制を採用しているため、為替レートは基本的に市場で決定されます。

 

為替レートは日々変動していて、さらに言えば、毎分毎秒変動しています。クレジットカードで外貨建ての決済をする時、その瞬間瞬間の変動する為替レートを参照しているわけではありません。

 

国際ブランドは、基本的に毎日一定の時間に為替レートを公表していて、その日の営業時間内の取引には、そこで示された為替レートが使われているのです。

 

国際ブランドの為替レート

各国際ブランドの為替レートは、毎日一定の時間に公示され、日々更新される仕組みになっています。

 

例えば、代表的な国際ブランド、VISA、MasterCard、JCBの為替レートは下記の通りです。

 

 

実際には、ここで示された為替レートで円換算したうえで、外貨取扱手数料を加算して請求されています。

 

外貨取扱手数料は、各国際ブランドで微妙に異なっていますが、現時点ではおおよそ1.30%〜2.00%の範囲に収まっている傾向があり、そのなかでも、1.60%付近の手数料率が採用されていることが多いです。

 

これは、日本の国際ブランドJCBの外貨取扱手数料率が1.60%となっていることも影響しているものと思われます。

 

外貨取扱手数料率が1.60%程度かかったとしても、海外で街中にあるような両替商よりも割安なレート計算となることがほとんどです。このため、海外旅行の際は、クレジットカードでショッピングするとか、現地通貨をキャッシングすることの方がよりお得になると言われることが多いのです。

 

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