銀行カードローンの即日融資が停止の方向へ

即日融資

当サイトでも数回にわたってお伝えしてきた銀行カードローン問題について、また新しい動きがありましたのでご紹介します。

 

国内の銀行各行が、2018年1月から、カードローンなどの個人向けの新規貸し出しに関し、即日融資を取り止める方針だということです。

 

新規の個人向け融資の審査が厳しくなる方向に向かっていると言って良さそうです。

 

出典:2017年9月15日付け『日本経済新聞

 

 

銀行カードローンの審査はどうなるの?

警視庁

報道によると、2018年1月より、カードローンなど新規の個人向け融資の審査の際に、警察庁のデータベースへの照会を行う方針ということです。

 

表向きには、暴力団員ら反社会的勢力との取引排除を徹底するのが狙いとされていて、結果的に、即日審査は不可能となり、審査には数日かかるようになるということです。

 

銀行カードローンの過剰融資問題に直接対策を講じるのではなく、間接的に、利用者への過剰融資問題の改善にも効果があるものと考えて良さそうです。

 

とは言っても、銀行カードローンの過剰融資問題を軽視しているわけでは無く、家族からの申し出により新規貸し出しができないようにする「貸付自粛制度」の導入も検討するということです。

 

これまで急拡大してきた銀行カードローンですが、過剰貸し付けの批判もあり、今回の措置によって、銀行の営業は転機を迎え、融資残高の伸びが抑えられる可能性が出てきたと論評されています。

 

クレジットカードの審査への影響は?

審査

銀行カードローンの審査において、警察庁のデータベースへの照会を行う方針となると、クレジットカードの審査にも影響があるのか気になってしまいますよね。

 

同じ審査と言っても、そもそも照会先が異なるものですので、特に心配する必要は無いものと思われます。

 

銀行カードローンは、実態としては銀行グループの傘下にある消費者金融の審査ノウハウを活用しているものです。

 

クレジットカードの審査についてでも解説しましたが、クレジットカードは、外部の指定信用情報センターを用いています。個人でも、情報開示請求すれば、自分の審査情報を開示してもらうことが出来ます。

 

もちろん、ご利用は計画的に。これだけは、どんな金融サービスを利用する際でも忘れないようにしましょう。

 

即日発行が可能で、年会費も無料のクレジットカードを紹介しています。詳しくはTOPページをご覧ください。関連情報などは随時追加しています。