Apple Pay(アップルペイ)で使えるクレジットカード

Apple Pay(アップルペイ)

Apple Pay(アップルペイ)は、iPhone7/7Plus、Apple Watch Series2から利用可能になった決済サービスです。

 

FeliCaを使ったおサイフケータイと同様のサービスですが、日本はiPhone(iOS)のシェアが世界で最も高いと言われており、影響の大きさが注目されています。

 

調査機関にもよりますが、日本におけるiPhone(iOS)のシェアは、60%前後と推測されます。(出典:日経BP『IT PRO』)

 

Apple Pay(アップルペイ)の概要

Apple Pay(アップルペイ)でできることは、FeliCaを使ったおサイフケータイと基本的に同じです。スマートフォン(iPhone)を決済端末として利用できるようになります。

 

交通機関での利用

Apple Pay(アップルペイ)では、Suicaを利用することができますので、JR東日本管内のSuicaが利用できる交通機関では、電車・バス等に乗る際にスマートフォン(iPhone)を決済端末として利用できます。

 

この他に、ANAスキップサービスにも対応していて、iPhoneでANAの飛行機に搭乗することができます。

 

その一方で、現時点では、PASMO、SMART ICOCA、PiTaPaには未対応です。パスモの定期券をApple Payに搭載することはできませんので、首都圏でもJRと私鉄系の交通機関の両方を利用している人は、Apple Pay(アップルペイ)だけではカバーできないということになります。

 

ショッピングでの利用

Apple Pay(アップルペイ)では、NTTドコモが運営する『iD(アイディ)』および、JCBなどが主導する『QUICPay(クイックペイ)』と連携して、iDやQUICPayと提携している店舗でショッピングにも使うことができます。

 

Apple Pay(アップルペイ)で使えるクレジットカードを理解するためには、Apple Pay(アップルペイ)は、iDおよびQUICPayと連携することで端末での決済を実現している、という点を把握しておくことがポイントです。

 

Apple Pay(アップルペイ)で利用可能なクレジットカード

Apple Pay(アップルペイ)で利用可能なクレジットカードは、FeliCa規格の非接触型決済プラットフォームであるiDおよびQUICPayのいずれかに紐付け可能なものに限定されます。ここが最重要のポイントです。

 

対応カードは段階を追って拡大されてきていますので、詳しくはAppleの案内を参考にすると良いです。Apple Pay(アップルペイ)に対応する代表的なクレジットカード会社はロゴ画像も示しておきます。
(参照先:Apple社『Apple Pay に対応しているアジア太平洋地域の銀行とカード発行会社』)

 

Apple Pay(アップルペイ)で利用可能なクレジットカード

 

iDとQUICPayの割り当ては自動割り当て

Apple Pay(アップルペイ)を使うためには、クレジットカードまたはプリペイドカードをまずApple Pay(アップルペイ)に登録します。登録したクレジットカード、プリペイドカードは、iDまたはQUICPayとして割り当てられます。

 

登録したクレジットカード、プリペイドカードによって、iDとQUICPayのどちらに割り当てられるかが決まります。例えば、JCBなどQUICPayのみに対応したクレジットカードを登録した場合はQUICPayとして、三井住友カード等のiDのみに対応したクレジットカードを登録した場合は、iDとして割り当てられます。

 

オリコカードなどiDとQUICPayの両方が使えるカードでも、どちらか片方への自動割り当てとなります。オリコカードの場合は、現状QUICPayに割り当てられています。

 

Apple Pay(アップルペイ)の今後の発展に期待

日本では、「おサイフケータイ」がスマホ決済として先行して発展してきただけに、各種プリペイド電子マネーサービスへの対応数では「おサイフケータイ」の方が明らかに優れています。

 

Apple Pay(アップルペイ)は後発のデメリットもありますが、1台の端末に複数枚のSuicaを登録して使い分けることができるなど、先行事例を研究した後発ならではのメリットもあります。例えば、会社用とプライベート用を分けて登録しておけば後から精算しやすくなるなど、実用上のメリットもあるわけです。

 

Androidを開発するGoogleも、「Android Pay」を投入するなど、スマートフォンを決済端末として活用しようとする動きは、主導権争いが活発になってきています。競争を通じた、Apple Pay(アップルペイ)の今後の発展に期待しましょう。

 

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