ミレニアル世代のマネー事情とは?

ミレニアル世代

クレジットカードは入会審査がありますので、若い世代にはちょっと敷居が高い決済サービスという所はあります。

 

若い世代のクレジットカードの利用率はどのぐらいなのか?マネー感覚は?など、気になる若い世代のマネー事情についての調査結果が公開されましたのでご紹介します。

 

株式会社ジャパンネット銀行が、「ミレニアル世代」のお金に関する意識・実態調査」として2017年6月に実施したものです。

 

「ミレニアル世代」とは、2000年以降に成人・あるいは社会人になる世代のことで、主にアメリカで用いられている言葉ですが、近年は日本国内にも浸透してきています。日本国内においては、現在の高校生・大学生・新社会人といった18〜25歳の若年層を対象に用いられるケースが多いようです。

 

日本の「ミレニアル世代」は、お金の使い方・貯め方・稼ぎ方・考え方という4つの観点でみてどのような特徴があるのか、興味深い調査結果となっています。
(参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000025999.html)

 

「ミレニアル世代」のお金の使い方

「ミレニアル世代」のお金の使い方

 

普段、財布にいくらくらい入っていますか?という質問では、平均額は10,479円という結果となり、また、10,000円未満と回答をした人も多く、その割合は約6割を占める状況です。

 

買い物に現金だけでなく、電子決済サービスも使っているという人が多いのが特徴的で、「クレジットカード」および「電子マネー」の使用率は、ともに77%です。とくに「電子マネー」については、「流通系電子マネー」を使用している人が47%となっているほか、「交通系電子マネー」を、交通機関の精算だけでなく、買い物でも活用しているという人が全体の65%となっています。

 

日本では現金指向が強いと言われていますが、若い世代はクレジットカードや電子マネーといった決済手段に移行している状況が見て取れます。

 

「ミレニアル世代」のお金の貯め方

「ミレニアル世代」のお金の貯め方

続いて、「ミレニアル世代」のお金の貯め方については、現在、貯金をしていますか?の質問には、78%が「している」と回答。約8割が貯金をしているという結果です。

 

具体的な現在の貯金額としては、30万円未満と回答をした人が43%と多数派でしたが、一方で100万円以上と回答をした人も、28%と4人に1人以上になっています。

 

貯金の目的」は、趣味が41%、旅行が40%と、レジャーが上位に来ていて、将来を考慮した貯金では無いようですね。投資と貯金では、どちらを重視していますか?という質問では、貯金という回答が72%で大多数に。投資と答えた人は9%で、投資への関心はまだ薄い状況が見て取れます。

 

「ミレニアル世代」のお金の稼ぎ方

「ミレニアル世代」のお金の稼ぎ方

さらに、あなたは10年後、どれくらいの額の年収を稼いでいると思いますか?と質問したところ、平均額は430万円という結果に。700万円以上の回答をした人は、全体の15%ということですから、かなり現実的な考え方をしているようです。

 

「ミレニアル世代」のお金に対する考え方

「ミレニアル世代」のお金に対する考え方

 

最後に、「ミレニアル世代」のお金に対する考え方については、下記のような結果になっています。

 

●「買い物が大好きだ」 YES:75%、NO:25%
●「お金を貯めるのは喜びだ」 YES:74%、NO:26%
●「バリバリ稼ぎたい」 YES:70%、NO:30%
●「たくさんお金を使うのが怖い」 YES:68%、NO:32%
●「あまりお金に興味がない」 YES:17%、NO:83%

 

調査結果では、消費・貯金それぞれに対する関心がうかがえ、お金を使う時と、貯める時で、メリハリをつけたいという人が多い、という見解を示しています。

 

若い世代の動向に注目

理由、背景はさまざまですが、若い世代にも決済手段として支持されているクレジットカード。現金離れ、ポイントサービスの有無も影響していると思いますが、今後の動向には要注目ですね。

 

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