Kickstarter日本語版はクレジットカード決済も可能

Kickstarter日本語版

クラウドファンディング(Crowdfunding)とは、不特定多数の人がインターネット経由で他の人々や組織に資金の提供などを行うことを意味する造語です。

 

アメリカでは2000年以降、クラウドファウンディングの市場は急激に拡大していて、特に多額の資金が必要となる、製品開発やイベント開催などに活用されるケースが増えてきています。

 

個人での製品開発などのプロジェクトの立ち上げを支えるものとして、社会の発展にとっても重要なものと考えられていますが、この分野では米国ニューヨーク州ブルックリンに本社を置く『Kickstarter(キックスターター)』が世界最大規模を誇るプラットフォームに成長しています。

 

Kickstarterは2009年のサービス開始以降、1,300万人以上のバッカー(プロジェクト支援者)が13万件ものクリエイティブなアイディアを支援し、日本円換算で合計3,500億円以上の資金を提供してきました。

 

現在では、映画制作者、ミュージシャン、作家、デザイナー、写真家、ダンサー、役者、シェフ、ゲームデザイナーなど、あらゆる創作活動に取り組んでいるクリエイターが常時、何千ものクリエイティブなプロジェクトをKickstarter上で公開しています。

 

このKickstarterの日本語版が、2017年9月13日に正式にオープンとなりました。

 

これまで、300人以上の日本人クリエイターがKickstarterを利用して、資金を調達、様々なプロジェクトを実現してきましたが、日本語版が正式にオープンしたことで、今まで以上に活発に日本発のプロジェクトが誕生することが期待されています。

 

Kickstarter(キックスターター)の仕組み

Kickstarter(キックスターター)の仕組み

Kickstarter(キックスターター)の仕組みは、まず発案者が自らのプロジェクトを示し、プロジェクトを実現するために必要な目標金額と、スケジュールを設定し、資金を募ります。

 

プロジェクト支援者をバッカーと呼び、バッカーはプロジェクトに資金を提供すると、その対価としてプロジェクトから作品や商品などを受け取る権利を得られます。

 

Kickstarterで資金を募る方法は『all-or-nothing方式』で、目標として設定した金額を達成した場合のみプロジェクトが成立し、資金を提供する約束をしたバッカーに請求が発生します。プロジェクトが目標として設定した金額を達成できなかった場合は、一切の金銭のやり取りは発生しません。

 

Kickstarter(キックスターター)の使い方

Kickstarter(キックスターター)日本語版の使い方について、主なところをまとめてみました。

 

Q:日本のプロジェクトは、どの通貨で掲載されるの?

A:日本円で掲載されます。プロジェクトが目標として設定した金額を達成すると、資金を提供する約束をしたバッカーに対して、日本円で請求が行われます。その後、プロジェクトに登録されている日本の銀行口座に資金が送金されます。

 

Q:資金の提供に使える支払い手段にはどんなものがあるの??

A:開始時(2017年9月13日現在)では、Visa、MasterCard、American Expressのクレジットカードを、資金の提供に使うことができます。

 

Q:プロジェクトの説明は何語で書いたら良いの?

A:プロジェクトタイトル、概要、説明、リワード、重要事項などは、日本語で記載してください。ただし、Kickstarterのグローバルコミュニティに広くプロジェクトのことをアピールするには、英語を併記することを強く推奨します。

 

Q:手数料はいくらなの?

A:Kickstarterはプロジェクトが目標として設定した金額を達成した場合のみ、5%の手数料を徴収します。別途、Kickstarterの決済手続きを行う決済代行会社が、4.5%の決済手数料を徴収します。プロジェクトが目標として設定した金額を達成できなかった場合、手数料は一切かかりません。

 

Q:プロジェクトを公開するために必要な資格は特にあるの?

A:プロジェクトを公開するには、18歳以上で、かつ、Kickstarterがサービスを提供している国の居住者である必要があります。プロジェクトは個人の本名か、会社法人等番号を証明できる法人格で公開します。また、個人/法人問わず住所、銀行口座、身分証明書(法人の場合は履歴事項全部証明書)、クレジットカードもしくはデビットカードも必要です。

 

Q:日本以外の人も、日本のプロジェクトに資金を提供することができるの?

A:もちろん可能です。Kickstarterでは、どこに住んでいても、様々なプロジェクトに資金を提供することができます。

 

Q:税金はどうなるの?

A:原則的に、Kickstarterで集めた資金は、納税対象になります。納税額は、様々な要因によって決定されます。詳しくは、税務署、公認会計士、もしくは税理士と相談することを強く推奨します。様々なシナリオを想定し、適切な納税のアドバイスを受けてください。

 

Kickstarter(キックスターター)で未来を拓こう!

Kickstarter日本語版には、早くも様々なプロジェクトが登録されています。多くのクリエイターが、自分のアイディアで未来を拓こうとしているんですね。

 

Visa、MasterCard、American Expressのクレジットカードが1枚あれば、あなたもプロジェクトを支援することが出来ます。多くのクリエイターと共に、未来を拓いてみませんか?

 

Kickstarter日本語版サイト:https://www.kickstarter.com/japan

 

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